基本情報技術者試験を受けようとしている人で、午前免除という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
ですが、その中には
悩む人
と思っている人もいるのではないでしょうか。
筆者もこの記事を書くにあたって色々と調べてみましたが、まとまって分かりやすく解説しているサイトが無く、苦労しました。
この記事を書いている筆者は、基本情報技術者/応用情報技術者を取得済みです
そこで今回は
・基本情報技術者試験 午前免除の概要
・午前免除のメリット、デメリット
について書いていこうと思います。
先に結論を書いてしまうと、以下の通りです。
・「指定講座受講+午前免除試験合格」で午前免除認定を得れる
・午前免除試験は「問題が簡単」「試験を二回受けれる」等のメリットがある
・午前免除認定は取得後一年間有効
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目次
基本情報技術者試験 午前試験とは
悩む人
午前試験の概要を以下にまとめてみました。
長文問題などは出題されず、全て一問一答形式の問題です
午前試験の概要については、こちらの記事で詳しく書いているので先にこちらを読んでから戻ってくることをオススメします。
【2021年度版】基本情報技術者 午前試験対策に必要な情報を全てまとめてみた基本情報技術者試験 午前免除とは
悩む人
基本情報技術者試験は午前試験と午後試験の二種類があり、その両方に合格する必要があります。
ですが、条件を満たした受験生は午前試験を免除され、午後試験に合格するだけで資格を取得する事が可能です。
以下に一般的な午前免除利用の流れをまとめてみました。
午前免除と言っても、午前免除試験を事前に受けて合格している必要があります。
【基本情報】IPAが認定した講座を受ける事で、午前免除試験を受ける権利を得る
まず、指定講座の受講について確認していきましょう。
午前免除試験に合格すれば午前免除認定を得る事ができますが、午前免除試験はIPAが指定した講座を規定時間以上受講しいないと受験する事ができません。
悩む人
違います。
IPAが午前免除対象講座として認定している講座でなければいけません。
イメージしやすいように、「IPA」「午前免除認定団体」「受講者」の関係性をまとめてみました。
2021年6月時点で午前免除認定団体とされているのは、こちらの資料にまとまっています。
代表的な団体だと、以下が有名ですね。
・TAC
・アイテック
ただ、この講座もただ受ければいいというわけではなく、「70時間以上受けなければいけない」等の条件があります。
午前免除に関する条件についてはこちらの記事で詳しく書いているので、参考にしてみて下さい。
【2021年度版】基本情報技術者試験午前免除の条件をまとめてみた【基本情報】午前免除試験に合格する事で、午前免除認定を得る
既定の講座を受講したら午前免除試験を受けて合格する必要があります。
午前免除試験の概要は以下の通りです。
【問題数】
80問
【問題形式】
四肢択一式
【試験時間】
150分
【合格点】
6割以上の正解
試験概要は通常の午前試験と全く同じですね。
ですが、通常の午前試験と違う点もいくつかあるのでまとめてみました。
【受験可能回数について】
通常の午前試験⇒1回しか受けられない
午前免除試験⇒2回まで受けられる
【申し込み先について】
通常の午前試験⇒IPAに申し込む
午前免除試験⇒受講している団体に申し込む
【過去問の出題率について】
通常の午前試験⇒5~6割程度
午前免除試験⇒9割以上
基本情報で午前免除を利用するメリット
悩む人
こう思う人もいるかと思います。
午前免除を利用するメリットは以下の通りです。
・試験が2回まで受けられる
・過去問の出題率が高い
・午前試験と午後試験を分けて対策できる
試験が2回まで受けられる
通常の午前試験は、試験本番に落ちてしまったら2回目のチャレンジはできず、半年後に再受験する必要があります。
ですが、午前免除試験については1回目の試験で合格点に達しなかった場合、再受験する事が可能です。
これは受験者にとって明らかに有利な条件なので是非利用していきたいですね。
過去問の出題率が高い
通常の午前試験は過去問と同じ問題が5~6割程度出題されると言われていますが、午前免除試験では9割以上が過去問と同じ問題だとされています。
過去問の出題率が高ければ高いほど、対策が容易になるのでこちらも受験者にとってはありがたい条件ですね。
午前試験と午後試験を分けて対策できる
通常の午前試験を受ける場合、午前試験と午後試験の勉強を並行して実施する必要があります。
特に、CBT方式になる前は午前試験と午後試験を同日に受ける必要があったため、体力的にも大変でした。
ですが、CBT方式になって午前試験と午後試験が別々に受けられるようになったので今ではこの点はあまり大きなメリットではないかもしれませんね。
基本情報午前免除認定は取得から一年間有効
一度午前免除認定を取得すれば、取得から一年間午前免除認定が有効となります。
【(例)2021年6月に午前免除を取得した場合】
2021年度下期試験(10月頃実施)⇒午前免除有効
2022年度上期試験(4月頃実施)⇒午前免除有効
2022年度下期試験(10月頃実施)⇒午前免除失効
つまり、取得してから二回は午前試験が免除されることになります。
基本情報午前免除はどうやって申し込めばいい?
悩む人
午前免除の講座を提供している団体に申し込む必要があります。
以下に有名な団体を挙げておきますので、是非チェックしてみて下さい。
値段や講座の内容もURL先から確認できます。
基本情報技術者試験で午前免除を利用したいならBiz Learnがオススメ
悩む人
悩む人
偉い人
Biz Learnの特徴
・午前免除修了試験 合格率93%
・担任チュータの徹底個別学習指導
・受講者 満足度90%
午前免除修了試験 合格率93%
eラーニングに含まれている模擬テストを受講してから試験に臨んだ場合、午前免除修了試験の合格率は93%です。
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受講者 満足度90%
BizLearnの基本情報技術者試験対策eラーニングは午前・午後どちらも対策でき、午前免除修了試験も受験できるオールインワンコースです。
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「基本情報技術者試験の午前免除とは何??」まとめ
最後に改めてまとめてみます
・「指定講座受講+午前免除試験合格」で午前免除認定を得れる
・午前免除試験は「問題が簡単」「試験を二回受けれる」等のメリットがある
・午前免除認定は取得後一年間有効
午前免除認定は受験者にとってメリットが多いシステムなので、是非利用していきたいですね。