基本情報技術者午前試験の計算問題に苦手意識を持っている人に読んでほしい記事

IT業界で働いている人や、興味がある人で基本情報技術者試験に向けて勉強をしている人も多いと思います。

その中には、

悩む人

基本情報技術者 午前試験の計算問題って難しくない。。?どう対策すればいいんだ?

と思っている人もいるのではないでしょうか。

実際に筆者も、午前試験は計算問題の対策に苦戦していました。

筆者について

この記事を書いている筆者は、基本情報技術者/応用情報技術者を取得済みです

そこで今回は、

・午前試験のうち計算問題が何割出題されるか

・午前計算問題はどのような問題が出題されるか

・午前計算問題の対策はどうすればよいか

について書いていこうと思います。

先に結論を書いてしまうと、以下の通りです。

・計算問題は毎年10~15問程度出題される

・計算問題を捨てても受かるが、捨てるのはもったいない

・一度自分で解いて理解したら、過去問演習では飛ばしてよい


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基本情報技術者試験 午前試験とは

悩む人

午前試験ってそもそもどんな試験形式で、何点取ればいいの??

午前試験の概要を以下にまとめてみました。

基本情報技術者試験 午前試験概要
MEMO

長文問題などは出題されず、全て一問一答形式の問題です

午前試験の概要については、こちらの記事で詳しく書いているので先にこちらを読んでから戻ってくることをオススメします。

【2021年度版】基本情報技術者 午前試験対策に必要な情報を全てまとめてみた

基本情報午前試験は計算問題が10~15問程度

ここ数年の午前試験における計算問題の出題数をカウントしてみました。

午前試験計算問題出題数

参考:基本情報技術者試験ドットコム 過去問道場

基本情報技術者 午前試験の計算問題は、毎年10~15問程度出題されていることが分かります。

割合にすると、12~19%程度ですね

基本情報午前試験で計算問題を捨てるのは危険

悩む人

12~19%??合格には60%の正解が必要なら計算問題捨ててもいいんじゃない?

そう思う人もいるかと思いますので、計算問題を捨てた場合の事を以下で考えてみます。

基本情報技術者午前試験の計算問題を、全て勘で答えた場合の得点シミュレーション

計算問題を全て勘で答えても、四択なので25%の割合で正答できると仮定します。

すると、上の図の通り計算問題以外の問題で66%を取る必要があります。

基本情報午前試験で計算問題を捨てるのはおススメしない

個人的には、午前試験の計算問題を捨てるのはおススメしないです。

理由は以下の通り。

・難しそうに見えるが、簡単な計算で解ける問題がほとんど

・頻出の問題パターンがあり、効率的な対策が可能

・ど忘れをする可能性が低く、安定して点が取りやすい

要は、「難しい問題は出ないし、よく出る問題が決まってるので捨てるのはもったいない」という事です。

この記事で、よく出る問題や対策方法について書いていくので参考にしてみて下さい。

基本情報午前試験でよく出題される計算問題

頻出の計算問題パターンを確かめるために、5回分の午前試験をピックアップして出題回数をチェックしてみました。

以下で、頻出の問題形式と回答におけるポイントを解説していきます。

クリティカルパス(5回中5回出題)

プロジェクトのクリティカルパスを問う問題は、ほぼ必ずと言っていいほど出題されていました。

解き方さえ分かってしまえば簡単に解ける問題なので、必ず正解しておきたいですね。

解き方のポイント

まず、プロジェクトにおける「クリティカルパス」の意味を抑えましょう

流れ図(5回中4回出題)

アルゴリズムの基礎である流れ図もかなり頻繁に出題されます。

筆者は、この流れ図にかなり苦手意識を持っていましたね。。

解き方のポイント

具体的な値を代入して解いてみましょう

データ伝送時間(5回中4回出題)

データの伝送時間に関する問題もかなりの確率で出題されます。

解き方のポイント

ビット、バイト等のデータ量を表す単位をしっかり抑える必要があります

CPU性能(5回中3回出題)

CPUの性能に関する問題も頻出問題の一つです。

ポイント

まずは、1Hzとはどのような意味なのかを理解しましょう

システムの稼働率(5回中3回出題)

最後に、システムの稼働率に関する問題も頻繁に出題されています。

ポイント

並列接続の稼働率(1-(1-R)2)と、直接接続の稼働率(R2)をしっかりと覚えましょう

基本情報午前試験の計算問題対策のポイント

最後に、計算問題に苦手意識を持っている人向けに、筆者が考える対策のポイントについて書いていきます。

ポイントは以下の二つです。

・めんどくさくても、一度は紙とペンを使って実際に解いてみる

・一度解けた計算問題は飛ばす

めんどくさくても、一度は紙とペンを使って実際に解いてみる

過去問道場をスマホで解いている人からすると、計算問題のために紙とペンを使って解いてみるのはめんどくさいと思います。

もしくは、解答を見て理解できたらそれでいいという人もいるかもしれません。

ですが、一度は答えを見る前に自分の手で実際に計算してみましょう。

本番は当然自分の手で解かなければいけないので、本番で正答するためには過去問も自分の手で解く事が大切です。

また、一度自分で解いてしっかりと理解すれば記憶も定着しやすくなります。

是非過去問を解くときは紙とペンを用意して臨んでみて下さい。

一度解けた計算問題は飛ばす

悩む人

毎回自分で解いてたら、過去問対策に時間がかかっちゃうよ。。

と思うかもしれません。

ですが、一度解けた計算問題は飛ばしてしまって良いと思います。

というのも、計算問題は解き方さえ理解してしまえば、似たような問題が出題されても簡単に解く事ができます。

たまに、ちゃんと解けるかどうかを確かめるくらいにしておいて、基本的には一度解けた問題はスキップしましょう。

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悩む人

独学じゃ基本情報の試験勉強が全然はかどらないんだけど。。

悩む人

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偉い人

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「基本情報技術者午前試験の計算問題に苦手意識を持っている人に読んでほしい記事」まとめ

最後に改めてまとめてみます。

・計算問題は毎年10~15問程度出題される

・計算問題を捨てても受かるが、捨てるのはもったいない

・一度自分で解いて理解したら、過去問演習では飛ばしてよい

このブログではこのほかにも午前記事の勉強法について以下でまとめているので、こちらも参考にしてみて下さい。

【戦略的に考える】基本情報技術者午前試験の対策を解説します

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