最近ITへの注目が年々高くなっており、基本情報技術者試験を取得するために勉強している人もいるかと思います。
ですが、
悩む人
と思う人もいるかと思います。
実際に筆者も、基本情報技術者試験を受ける時は色々なブログを読み漁って効率のいい勉強法について調べまくっていました。
この記事を書いている筆者は、基本情報技術者/応用情報技術者を取得済みです
そこで今回は、
・勉強法のコツ
・具体的な勉強法
・勉強時間
等について書いていこうと思います。
先に結論を書いてしまうと、以下の通りです。
・とにかく過去問をこなすのが大切
・計算問題は一度理解したら飛ばす
・正解の選択肢の解説を読み込む
・時間が無ければマネジメント/ストラテジ系を優先させる
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目次
基本情報技術者試験 午前試験とは
悩む人
午前試験の概要を以下にまとめてみました。
長文問題などは出題されず、全て一問一答形式の問題です
午前試験の概要については、こちらの記事で詳しく書いているので先にこちらを読んでから戻ってくることをオススメします。
【2021年度版】基本情報技術者 午前試験対策に必要な情報を全てまとめてみた基本情報午前試験では、大半が過去問と同じ問題
午前試験で大切なのが、出題される問題の大半が過去問と同じ問題だという事。
上は実際の基本情報技術者午前試験の過去問ですが、全く同じ問題が出題されています。
年によってどれくらいの割合で過去問と同じ問題が出題されるかは変わりますが、毎年かなりの割合で過去問と同じ問題が出題されています。
筆者が受験した回では6割程度が過去問と同じ問題だったと思います。
【基本情報午前対策】キタミ式を一周⇒過去問道場で過去問演習
では具体的な午前試験の勉強法について書いていこうと思います。
筆者がおすすめする勉強法は以下の通りです。
キタミ式参考書を一周する⇒過去問道場でひたすら過去問演習をする
恐らく多くの人が同じような勉強法を勧めていると思いますが、筆者もこの勉強法が間違いないと思っています。
キタミ式参考書は流し読みでよい
基本情報技術者の午前試験は過去問対策がメインになりますが、まず試験範囲の大まかな内容を掴むことが大切です。
特に文系卒やIT初心者はいきなり問題を解こうとしてもチンプンカンプンだと思うので、まずは基本情報技術者試験の試験範囲を抑えた参考書を一読する事をおススメします。
(特にこだわりのない人はキタミ式参考書を選んでおけば間違いないと思います)
ここでのポイントは以下の通りです。
・いきなり全部理解しようとせずに、とにかく一通り目を通す事を目的にする
・筆者の場合は3日(約10時間)で一周しました
全部をしっかり理解しようとすると時間がかかりますし、何より基本情報技術者試験合格のためにはしっかり理解する必要はありません。
流し読みを意識してザっと一周してしまいましょう。
軽くインプットをした後に過去問を解き進める事で、理解も深まります。
基本情報技術者 午前過去問演習のコツ
過去問道場というサイトで過去問演習ができるので、それを使っていきましょう。
実際に基本情報技術者試験の勉強をしてみて感じた、効率の良い勉強法について書いていきます。
対策のコツ①:量をこなす
基本情報技術者 午前試験は過去問と同じ問題が多く出題されるため、「同じ問題を見たことがあるかどうか」がとにかく大切です。
なので、
悩む人
となるのが一番もったいないです。
筆者の場合は、具体的に以下の進め方をしていました。
最新回から15回分(7,8年分)を解く
↓
最新回に戻り2周目を解く
↓
最新回に戻り3周目を解く
対策のコツ②:計算問題は一度解けたら飛ばす
基本情報技術者 午前試験では一部計算問題が出題されます。
例えば以下のような問題です。
・2進数から16進数への変換問題
・ファンクションポイント値を求める問題
・ファイルの伝送時間を求める問題
自分で計算をして答えを求めるため、他の問題と比べて回答に時間がかかってしまいます。
そしてこれらの計算問題ですが、
・過去問と数字も全く同じ問題
・過去問と数字だけは違うが解き方は全く同じ問題
である可能性が高いです。
そのため、過去問を進める時には一度理解した計算問題は飛ばしてしまいましょう。
一度理解した問題をもう一度解くよりも、一問でも新しい問題に触れる方が効率がいいです。
午前試験の計算問題についてはこちらの記事で詳しく書いているので、計算問題に苦手意識を持っている人は参考にしてみて下さい。
基本情報技術者午前試験の計算問題に苦手意識を持っている人に読んでほしい記事対策のコツ③:正解の選択肢以外は読まない
基本情報技術者 午前試験は四肢択一式の問題ですが、正解になる選択肢は決まっている事が多いです。
例えば、以下の二つの問題を見てみて下さい。
これら二つの問題は両方とも関係モデルの「射影」の意味が分かっていれば解ける問題であり、午前試験では頻繁に問われます。
逆に、関係モデルの「選択」や「和」の意味を理解していないと解けない問題はほとんど出題されていません。
このように、試験に出る用語や観点はある程度固定されているので、全ての選択肢の意味を理解する必要はありません。
正解の選択肢の解説さえしっかりと理解すれば、類似問題が出た時に対応できるようになっています。
対策のコツ④:余裕が無いなら、マネジメント/ストラテジ系を優先する
もちろんすべての分野をきちんと対策して試験に臨むのがベストですが、試験まで時間が足りない場合もあると思います。
その時はマネジメント/ストラテジ系の問題を優先的に対策していきましょう。
午前試験は合計で80問出題されますが、テクノロジ系/マネジメント系/ストラテジ系でそれぞれ以下の問題数が出題されます。
悩む人
と思うかもしれません。
ですが、私は以下の理由からマネジメント/ストラテジ系を優先して対策するべきだと考えます。
・テクノロジ系の中の計算問題は、知識が無くても解ける場合が多い
・マネジメント/ストラテジ系は知らないと解けない問題がほとんど
・マネジメント/ストラテジ系は単なる暗記問題であることが多いため対策に時間がかからない
要は、マネジメント/ストラテジ系は知らないと解けないけど、すぐ覚えられる問題が多いから得点源にしやすいのです。
過去問道場の「分野を指定して出題」から出題分野が絞れるので、活用する事をおススメします。
基本情報午前対策の勉強時間目安は50~100時間
午前試験の勉強時間目安は50~100時間かと思います。
筆者の場合は、以下の通り計60時間を午前試験対策に費やしていました。
基本情報技術者の勉強時間については以下の記事で詳しく書いています。
【体験談】基本情報技術者 午前試験の勉強時間がどれくらいだったのか基本情報午前試験は過去問直近5年分が効果的
対策に使う過去問は、直近5年分のものが効果的だと考えます。
理由としては以下の通り。
・古すぎる過去問は試験要綱の変化に対応できていない可能性がある
・60点を取れば合格なので、100点を目指して古すぎる過去問を解く必要は無い
・筆者は7年分解いたが、5年分で十分だと感じた
「過去問を何年分解くべきか」という話については、こちらの記事で詳しく書いているので参考にしてみて下さい。
「基本情報技術者 午前試験の過去問は何年分解くべきか」という議論について基本情報技術者試験で午前免除を利用したいならBiz Learnがオススメ
悩む人
悩む人
偉い人
Biz Learnの特徴
・午前免除修了試験 合格率93%
・担任チュータの徹底個別学習指導
・受講者 満足度90%
午前免除修了試験 合格率93%
eラーニングに含まれている模擬テストを受講してから試験に臨んだ場合、午前免除修了試験の合格率は93%です。
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担任チュータの徹底個別学習指導
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受講者 満足度90%
BizLearnの基本情報技術者試験対策eラーニングは午前・午後どちらも対策でき、午前免除修了試験も受験できるオールインワンコースです。
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「基本情報技術者午前試験の対策を解説します」まとめ
基本情報技術者試験の午前勉強法について改めてまとめてみます。
・とにかく過去問をこなすのが大切
・計算問題は一度理解したら飛ばす
・正解の選択肢の解説を読み込む
・時間が無ければマネジメント/ストラテジ系を優先させる
しっかりとした対策をしていけば、午前試験は突破できると思うので今回書いた勉強法に納得した方はぜひ実践してみて下さい。
このブログではこの他にも基本情報技術者試験に関する記事を書いていきます。