このブログを読んでいる人の多くが、基本情報技術者試験の合格に向けて勉強している人かと思います。
ですが、その中には、
午後試験のアルゴリズムが難し過ぎる。。誰か助けてくれ〜〜
と思っている人もいるのではないでしょうか。
実は筆者も午後試験のアルゴリズムが大の苦手で、対策時には色んなサイトやブログを読み漁って情報収集していました。
この記事を書いている筆者は基本情報技術者/応用情報技術者を取得済みです。
そこで今回は、
・基本情報技術者試験の概要
・基本情報技術者試験におけるアルゴリズムの概要
・基本情報技術者試験におけるアルゴリズム勉強法のコツ
について書いていこうと思います。
この記事を読めば、アルゴリズム勉強法の概要やコツを掴み、効率的な学習ができると考えています。
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目次
【難しすぎる?】基本情報技術者試験におけるアルゴリズムとは
そもそも、基本情報技術者試験のアルゴリズムって何なの?
アルゴリズムは、基本情報技術者午後試験の必須問題の一つです。
基本情報技術者試験の午後試験の問題選択については、少しややこしいので以下にまとめてみました。
基本情報技術者試験を受験する人は、必ずアルゴリズムの問題を解く必要があります。
アルゴリズムについては以下の記事で詳しく書いているので、先にこちらを読んでから戻ってくるのがおすすめです。
【総まとめ】基本情報技術者試験のアルゴリズムが苦手な受験生に読んでほしい記事基本情報アルゴリズム勉強法のコツ
アルゴリズム分けわからん。。どんな勉強すればいいんだ。。
その気持ちわかります。
筆者もアルゴリズムの問題を初めて解いた時は、何が何だかわからず絶望したのを覚えています。
ですが、実際に筆者の経験や友人からの話から対策のコツが分かったので、紹介していきます。
基本情報アルゴリズムは過去問演習が大切
基本情報技術者試験の午後試験は、午前試験同様に過去問演習が近道です。
アルゴリズムも例外ではなく、過去問演習が効果的な対策です。
午前試験みたいに全く同じ問題が出ないのに、過去問演習が効果的なの?
午前試験と違って全く同じ問題が出る事はありませんが、出る問題のパターンは毎年似ています。
最初は全然分からなくても、過去問を解いていくうちに徐々に解き方のコツが分かってきます。
筆者の場合、アルゴリズムの問題は過去問を5,6回分解いていくうちにコツが分かってきました。
1,2回分解いた時
問題文の意味が分からん。。何をどう解けばいいんだ。。?
3,4回分解いた時
よく分からんけど、この類似言語ってやつを理解すればいいのか。。
5,6回分解いた時
何となく解き方とかが分かってきたぞ。。!
基本情報アルゴリズムの過去問を解くときは時間を測る
過去問を解く時に気を付けたいのが、時間をしっかりと測って解くという事。
基本情報技術者試験の午後は時間に余裕がありません。
特にアルゴリズムは一度沼にはまってしまうと、時間がドンドン消費されてしまいます。
時間内に問題を解ききれるようにするためにも、ダラダラと解かずに時間内に解く練習をしていく事が大切です。
アルゴリズムの問題は何分くらいで回答できればいいんだ??
筆者の場合は30分以内に解く事を目指していました。
ソフトウェア開発の問題も結構時間がかかるので、40~50分かけてしまうと時間が足りなくなる可能性が高いです。
以下に筆者オススメの時間配分を載せておくので、参考にしてみて下さい。
基本情報アルゴリズム初心者は参考書を使おう
アルゴリズムが全然理解できない人は、参考書を買うのがおすすめです。
公式サイトからダウンロードした過去問じゃダメなの??
公式サイトの解答には解説が載っていないため、解答までの道筋が分かりません。
アルゴリズムは暗記問題ではないのできちんと解答までの道筋を理解する事が大切です。
参考書では詳細な解説や回答までの道筋が載っているため、一冊手元に置いておく事をオススメします。
私の場合は、「うかる! 基本情報技術者[午後・アルゴリズム編]」を購入して勉強していました。
この参考書は、大まかに
前半:アルゴリズムの仕組み解説
後半:過去問演習と解説
という構成になっています。
私は試験まで時間が無かったため問題演習パートだけを使用していました。
時間があれば前半からしっかりと読み込むべきでしたが、問題演習パートだけでもアルゴリズム問題の解き方を丁寧に解説しており、それなりに得点ができるようになりました。
アルゴリズムの参考書については、こちらの記事で詳しく書いているので気になった方はチェックしてみて下さい。
【うかる!シリーズがおすすめ】基本情報技術者試験のアルゴリズム対策は参考書を使うべきという話基本情報アルゴリズム問題でよく出る配列を理解する
基本情報技術者試験のアルゴリズム問題では、よく出る配列が存在します。
よく出る配列を事前に学習/理解してからアルゴリズムの問題に望むことで、問題の理解速度をグッと高める事が出来ます。
具体的に、以下が基本情報技術者試験でよく見かける配列です。
バブルソート
選択ソート
ヒープソート
クイックソート
マージソート
シェルソート
例えば、実際の試験で出た問題は以下ですね
ヒープソート
マージソート
基本情報アルゴリズム試験はトレース練習が効果的?
私はやっていませんでしたが、アルゴリズム試験にはトレース練習が効果的と言われています。
これは、過去問や問題集のアルゴリズムを実際に紙で書いてトレースする事で理解を深めるというものです。
確かに、アルゴリズムの問題は読んでいるだけでは、
途中から頭の中がグチャグチャになってきた。。
となってしまいがちです。
時間に余裕がある人は、このトレース練習を取り入れる事でアルゴリズムを得点源にできるのではないでしょうか。
基本情報アルゴリズム問題は満点を狙う必要は無い
もしアルゴリズムに苦手意識を持っているのであれば、ある程度の得点で妥協して他の問題で得点を稼ぐのもありだと思います。
上の表のとおり、アルゴリズムの配点は25点です。
基本情報技術者試験の午後試験は60点で合格なので、極端な話をすればアルゴリズムが0点でも他の問題で満点を取れば合格する事ができます。
なので、アルゴリズムの試験で簡単そうな問題だけは確実に得点しておき、例えば情報セキュリティとソフトウェア開発でがっつり点数を稼ぐのも戦略だと思います。
基本情報技術者試験のアルゴリズム試験は捨てるべきか
アルゴリズム難しすぎ。。捨てようかな。。
アルゴリズムの試験は確かに難しいですが、捨てるにはもったいないと思います。
というのも、基本情報技術者試験の午後試験は、難易度の高い問題と難易度が極端に低い問題が混在しています。
この難易度の低い問題は
え、こんなに簡単でいいの!?
と逆に不安に思ってしまうほど簡単な場合が多いです。
アルゴリズムの試験も例外ではなく、問題文自体は難しいものの、設問によっては異常に簡単な問題が1,2問出題されています。
このような問題を取りこぼしてしまうのは非常にもったいないです。
最低限の勉強だけはしておき、簡単な問題だけは確実に正解できるようにしておく事をお勧めします。
「アルゴリズムを捨てる」という選択についてはこちらの記事で詳しく書いているので、合わせて参考にしてみて下さい。
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「基本情報技術者試験のアルゴリズム勉強法のコツを徹底解説」まとめ
いかがでしょうか。
基本情報技術者試験合格の最大の壁と言われるアルゴリズム試験について筆者の経験を基に書いてみました。
このアルゴリズムに苦しめられる人は多いですが、必須回答になっているのは基本情報技術者試験だけなので、希望を持って勉強を進めていきましょう。
このブログではその他にも情報技術者試験に関する記事を書いているので参考にしてみて下さい。