文系卒が基本情報技術者試験に独学で合格した時のスケジュールや勉強内容について

基本情報技術者試験を受ける人の中には、文系出身でこれまでITと関わりの少なかった人も多いかと思います。

その中には、

悩む人

ゴリゴリの文系なんだけど、独学でも受かるの。。?塾とか行かなきゃ無謀かな?

と思っている人もいるのではないでしょうか。

実は筆者も文系出身で、基本情報技術者試験の受験前には「独学じゃ厳しいのかな。。」なんて不安に思っていました。

筆者について
この記事を書いている筆者は、文系大学卒で独学で基本情報技術者試験/応用情報技術者試験を取得済みです

そこで今回は、

・文系でも基本情報技術者試験に独学合格可能か

・筆者(文系卒)が合格のためにどんな勉強をしていたか

について書いていこうと思います。

先に結論を書いてしまうと、以下の通りです。

・文系卒でも独学合格できる

・筆者(文系卒)の場合、100時間の勉強でギリギリの合格

また、文系受験者にオススメの記事はこちらの記事でまとめているので、気になった方はチェックしてみて下さい。

【初心者/文系向け】基本情報技術者試験の参考書、午後試験選択、勉強時間を徹底解説!

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文系受験者でも独学で基本情報技術者試験に合格できるか

十分可能だと思います。

理由としては、

基本情報技術者試験対策サイトや参考書が充実しているから

というのが大きいですね。

基本情報技術者試験は、認知度も高く人気資格の一つであるため、多くの出版社や資格取得者が対策参考書を出版したり、対策サイトを設立したりしています。

有名なものだと、基本情報技術者試験ドットコムはほとんど全受験生が知っているサイトかと思います。

このサイトでは過去問や解説、勉強方法等の情報がめちゃくちゃ充実しており、このサイトだけで合格する事もできるくらいです。

また、

「基本情報 勉強法」

「基本情報 文系 独学」

「基本情報 アルゴリズム 対策」

等と検索すると、色々なサイトが記事を書いており、とにかく受験に際して必要な情報には困りません。

そのため、

悩む人

独学じゃ情報が少なさ過ぎて、何から手を付けたらいいか分からん。。

という事にはならないと思います。

ただ、効率的な勉強をしたい場合や、本質的な理解をしながら学習を進めたいという場合には塾や通信講座を使うのもアリだと思います。(独学だと過去問暗記ゲーになってしまうため。。)

文系卒の私がどうやって基本情報に独学で合格したか

ここからは、文系卒の筆者が合格するためにどんな勉強をしていたかについて書いていきます。

【基本情報独学勉強法】勉強期間は一ヶ月、勉強時間は100時間

筆者の場合、試験の一カ月前に勉強を始めて、試験当日までにおよそ100時間程度勉強しました。

勉強時間の内訳は以下の通りです。

筆者が基本情報技術者試験合格までに費やした勉強時間

時系列に沿って書いてみると以下の通りですね。

30日前
キタミ式参考書を一周する
27日前
午前試験の過去問をひたすら解く
14日前
午後の過去問を一回分解く
13日前
「表計算」対策をする
7日前
「アルゴリズム」対策をする
1日前
午前午後問題の総復習をする

正直、ギリギリの合格となってしまったため、もう少し前から対策を始めるべきだったと思います。

特に文系の場合、事前のIT知識が無いため問題を理解するのに思ったより時間がかかります。

できれば3カ月前くらいには勉強を開始しておきたいですね。

文系受験者の勉強時間についてはこちらの記事で詳しく書いているので、併せて参考にしてみて下さい。

文系卒の基本情報技術者試験の勉強時間について考察してみた

【基本情報独学勉強法】まずはキタミ式参考書を一読

筆者の場合、まずキタミ式参考書を一読していました。

大体10時間くらいかかりましたが、内容はほぼ理解できていませんでした。

筆者

2進数ってものがあるのか~~。よく分からんけどいっか。

てな感じで、ガシガシ読み飛ばしていましたね。

文系出身の私にとって出てくる単語のほとんどが初対面の単語だったので、「とりあえずIT用語に慣れよう」くらいの気持ちでいました。

【基本情報独学勉強法】午前対策は、ひたすら過去問演習

午前対策は、過去問道場でひたすら過去問演習をしていました。

当然、最初はほとんどの問題が分からないので、

即回答を見る

解説を読み込む

を繰り返していました。

すると、5,6回目くらいの過去問から徐々に見慣れた過去問が出てくるようになり、少しずつ自力で正解できる問題が出てきました。

そこからはどんどん問題が解けるようになるので、割とサクサク勉強を進める事ができました。

逆に、

文系受験者

出てくる単語も問題文の意味も全然分からん。。

という時期が一番しんどいです。

そのような時期があっても、諦めずに過去問を進めていけば不思議と解けるようになるので安心して勉強を進めて下さい。

【基本情報独学勉強法】午後選択は文系向けの問題を選択

筆者が実際に午後選択で選んだ問題は以下の通りです。

筆者が選んだ問題

・情報セキュリティ

・データベース

・ネットワーク

・プロジェクトマネジメント

・経営戦略/企業と法務

・データ構造及びアルゴリズム

・ソフトウェア開発(表計算)

今の試験要領と少し変わっていますが、プロジェクトマネジメントや経営戦略などの文系よりの問題を選んでいました。

これらの問題は、ITの知識が無くても解ける問題がほとんどなので、我々のような文系受験者にはありがたい問題ですね。

文系受験者の午後選択については、以下の記事で詳しく書いているので、こちらも参考にしてみて下さい。

【2021年度版】基本情報技術者試験で文系受験者にオススメの午後選択とは

【基本情報独学勉強法】表計算とアルゴリズムに苦戦した

これも文系受験者あるあるだと思いますが、筆者もソフトウェア開発(表計算)とアルゴリズムに苦戦しました。

特にアルゴリズムについては、初めて問題を解いた時、

筆者

なんだこれ難しすぎる。。解けるようになるビジョンが見えない。。

と絶望したのを覚えています。

そのため、アルゴリズムについては別途「うかる!アルゴリズム」という参考書を購入し対策をしていました。

全く意味の解らなかったアルゴリズムの問題も、過去問を4,5回解く頃には少しだけ回答のコツが分かるようになり、希望が見えてきていました。

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悩む人

独学じゃ基本情報の試験勉強が全然はかどらないんだけど。。

悩む人

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偉い人

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「文系卒が基本情報技術者試験に独学で合格した時のスケジュールや勉強内容について」まとめ

最後に改めてまとめてみます。

・文系卒でも独学合格できる

・筆者(文系卒)の場合、100時間の勉強でギリギリの合格

文系でもしっかりと対策をすれば合格できると思うので、是非チャレンジしてみて下さい。

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